広告は、1対1の対話
広告を出すとき、気の利いた宣伝文句やキャッチフレーズが思い浮かばない、なんてことはありませんか?
あれも言わなきゃ、これも伝えなきゃと思いあぐねて、結局、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまったなんてことはありませんか?
気の利いたた言い回しや、ユーモアをちりばめて、見込客がすぐ飛びついてくるような、そんな魔法の言葉はないものか・・・と思ったことはありませんか?
そんな魔法の言葉はありません。
でも友達にメールを書くときってそんなに悩みますか?
友だちでなくても、知り合いに話しかけるときって、そんなに悩みますか?
広告やセールスレターも友だちへのメールや、知り合いとの会話と同じです。
広告とかセールスレターを書くときは、パソコンの向こう側に、1人、お客さんがいることを想像する。そして、その人と会話をしながら書いていく。
例えば、その会話の中で「この商品買えばこんなことが出来るようになります」とあなたが言ったら、相手は、どんな反応をするかを想像する。
もし、「本当に?そんなこと、本当に出来るようになるの?」という反応が返ってきたら、「確かに嘘っぽく感じますよね?でも、本当なんです。というのもね・・・」とか、「ですよね。僕も最初はそんな風に疑ってたんです。でもね・・・」という会話が繋がっていく。
そうやって、パソコンの向こう側にいるお客さんと会話をしていけば、広告やセールスレターが書けるようになります。
広告やセールスレターは、お客さんとあなたとの『1対1の会話』です。
あなたも、広告やセールスレターを1人で書くし、それを読んでいるお客さんも、1 人で読んでいます。だから、「1対1の会話」なんです。
あなたは、広告やセールスレターを書くとき、パソコンの向こう側にいる「1人のお客さん」を想像できているでしょうか?
その人に話しかけたら、どんな返事が返ってくるか、ちゃんと想像できているでしょうか?
もし、想像できていないのなら、あなたはただパソコンに文字を書いているだけで、お客さんの心に刺さる本当に優れた広告やセールスレターなんて、書くことが出来ません。
広告は、「人と人とのコミュニケーション」だということを、忘れないでください。
まずは、パソコンの向こう側に 、あなたがよく知っているお客さんを1人想像して、その人に話しかけてみてください。それが、広告を書き始める第一歩になります。