策は三策

もう20年以上前のことです。

私がまだ会社員だった頃、
部門の予算案の作成を任されたことがありました。

私は結構頑張ったと思います。
出来上がった予算案を期限ぎりぎりに
仕上げて上司に提出しました。

その時です・・・

上司に言われたのは・・・

これで絶対うまくいくのか?
役員会でプレゼンするんだぞ。
もし通らなかったら、どうするんだ。
もう時間がないぞ。

たまたま通ったからよかったものの・・・

そのあと上司から言われたのは・・・

自分がベストだと思っても、
それがベストとは限らないのが世の常だ。

そのためには、
少なくとも後2案くらいは用意しておかないと!

ビジネスシーンではよくある話です。

自分の考え方がベストではないんです。

常に相手の立場で戦略を考えないと、
自分の考え方が受け入れなかったときは
もうそれでおしまいです。


常に相手の立場に立って、策は三策

それとぎりぎりに提出するのは、
常に満点が取れる天才だけです。

私のようなボンクラは、
6割できたらまず提出する。

くらいでちょうどいいんです。

早く提出すれば、没になっても
修正する時間がありますからね(笑)

確実に成果を出すなら、
精度はいらない。6割でいい。

それよりも大事なのは、スピードです!

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