自分のスキルを活かしてオンライン講座を作ろう!

■止まったままのノートパソコン
ある夜。
フリーランス歴5年の美咲さん(38歳)は、
リビングのテーブルに置いたノートパソコンを前に、ため息をついていました。
「講座、作ろうと思ってもう半年か…」
SNSでは「オンライン講座で月収100万円!」なんて投稿が流れてくるたび、
「私だって、これまでの経験を形にしたい」と思う。
でも実際に始めようとすると──
教材の構成をどう作るか分からない。
どのプラットフォームを使えばいいかも分からない。
気づけば時間だけが過ぎていく。
■「知識はあるのに、商品化できない」その落とし穴
美咲さんのように、
セミナー講師・コーチ・士業・専門家など“知識を持つ人”ほど陥りやすい罠があります。
それは、
「コンテンツ=知識の説明」だと思い込んでいること。
でも実際には、
人が求めているのは「知識」ではなく「変化」です。
つまり──
講座は「情報を伝える場」ではなく、
「変化を起こす仕組み」である必要があるのです。
■誤解①「とりあえずスライドを作れば講座になる」
多くの人が最初にやるのが、
パワーポイントを開いて“知っていること”を並べること。
しかしそれでは、
“情報の断片”を並べただけの講座になってしまいます。
必要なのは、
「受講者がどんなゴールに向かうのか」という道筋(カリキュラム設計)です。
それがないまま作ると、どんなに内容が良くても伝わりません。
■誤解②「撮影や編集が大変そうだから無理」
実は、
オンライン講座づくりで大切なのは「映像の質」よりも「伝える順番」。
スマホ1台でも伝わる講座は作れます。
問題はツールではなく、「設計図」がないことなんです。
■解決の鍵は「構成」と「導線」
美咲さんが最初にやったこと。
それは、講座の内容を「3幕構成」で整理することでした。
- 第1幕:問題提起(なぜこのテーマが大事なのか)
- 第2幕:変化のプロセス(どうやって変わるのか)
- 第3幕:結果と行動(受講者はどうなるのか)
この流れを作っただけで、
彼女の頭の中に散らばっていた知識が“ストーリー”に変わりました。
そして、
「無料セミナー → 個別相談 → 本講座」へとつながる導線を設計したことで、
初月で10名の受講者を獲得。
「スキルを資産化する」という夢が現実になりました。
■「あなたの経験」が、誰かの未来を変える
誰もが“教えられること”を持っています。
資格でなくても、経験そのものが“教材”になります。
- 失敗から学んだこと
- 長年の現場知識
- クライアントとの成功事例
これらを体系化し、オンラインで届けることで、
あなたの時間と知識が同時に価値に変わるのです。
それでは (^^)/