🌷マルシェだけじゃもったいない!

「個性派ハンドメイド作家」が自分のECサイトで売上を伸ばした、たったひとつの転機
◆物語のはじまり
「また今月も、マルシェが終わったら売上ゼロに戻っちゃったなぁ…。」
日曜の夕方、疲れた足を投げ出してつぶやくのは、
刺繍雑貨を作る作家・優子さん(34歳)。
マルシェでは「かわいい!」「センスがいい!」と褒められ、
1日で数万円の売上をあげることもあります。
でも——次の日からは静かな日常。
SNSに投稿しても、たまに「いいね」がつくだけ。
DMはゼロ、注文もゼロ。
「このままマルシェだけに頼ってていいのかな…?」
そんな不安が、作品づくりの楽しさまで曇らせていました。
◆「集客不足」ではなく「設計不足」だった
優子さんはこう思っていました。
「ネットでもっと見てもらえれば、きっと売れるはず!」
でも、それは半分正解で、半分まちがい。
実は、“売れない原因”は「人が見てくれないこと」ではなく、
「買いたいと思える理由を作っていないこと」にあったのです。
つまり、
SNSやBASEは「集客装置」ではなく「ブランドを語る舞台」。
にもかかわらず、多くの作家さんは
「とりあえず作品を並べるだけのギャラリー」になってしまっているんですね。
◆転機:BASEを「お店」ではなく「ブランドのストーリー発信基地」に変えた日
そんなある日、優子さんはふと気づきました。
「私がマルシェで売れてるのは、“作品”じゃなくて“話”かもしれない。」
そう、マルシェではお客さんに自然と語っていたのです。
「この刺繍はおばあちゃんの形見の糸で作ってるんです」
「ひとつひとつに、願いごとのモチーフを入れてるんです」
それを聞いた人たちは、
「わあ、素敵…!」と言って笑顔で買ってくれた。
——その“物語”こそ、商品以上の価値でした。
彼女はその日からBASEをただの販売ページではなく、
「ブランドのストーリーを伝えるサイト」として作り直したのです。
◆BASEで「ブランド力」を伝える3つのポイント
- 作品の背景を語るストーリーを載せる
→ “どんな想いで作ったか”を1行入れるだけで共感が生まれる - 「誰のために作っているか」を明確にする
→ 例:「忙しい毎日でも、自分らしく輝きたい女性へ」 - 写真は“作品を持つ人の表情”が伝わるように
→ モノより“世界観”を見せる
これだけで、BASEが“売る場所”から“伝わる場所”に変わります。
◆結果:初めて「マルシェがなくても売れた!」
リニューアルから1ヶ月。
SNSの投稿にBASEのリンクをつけただけで、
見知らぬお客様から初めて注文が入りました。
「サイトのストーリーを読んで、心に響きました」
——そうメッセージを添えて。
優子さんはその日、涙が出るほどうれしかったそうです。
「やっと、作品がちゃんと届いたんだ」って。
◆まとめ:あなたの作品にも“物語”がある
マルシェは「出会いの場」。
BASEは「想いを届ける場」。
両方がそろって、初めて“ブランド”になります。
あなたの作品にも、語るべき物語がきっとあるはず。
それを発信すれば、“あなたにしか作れない雑貨”がちゃんと届く。
🌿次のステップ
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