🌷マルシェだけじゃもったいない!

「個性派ハンドメイド作家」が自分のECサイトで売上を伸ばした、たったひとつの転機

物語のはじまり

「また今月も、マルシェが終わったら売上ゼロに戻っちゃったなぁ…。」

日曜の夕方、疲れた足を投げ出してつぶやくのは、
刺繍雑貨を作る作家・優子さん(34歳)

マルシェでは「かわいい!」「センスがいい!」と褒められ、
1日で数万円の売上をあげることもあります。

でも——次の日からは静かな日常。
SNSに投稿しても、たまに「いいね」がつくだけ。
DMはゼロ、注文もゼロ。

「このままマルシェだけに頼ってていいのかな…?」
そんな不安が、作品づくりの楽しさまで曇らせていました。


「集客不足」ではなく「設計不足」だった

優子さんはこう思っていました。
「ネットでもっと見てもらえれば、きっと売れるはず!」

でも、それは半分正解で、半分まちがい

実は、“売れない原因”は「人が見てくれないこと」ではなく、
買いたいと思える理由を作っていないこと」にあったのです。

つまり、
SNSやBASEは「集客装置」ではなく「ブランドを語る舞台」。
にもかかわらず、多くの作家さんは
「とりあえず作品を並べるだけのギャラリー」になってしまっているんですね。


転機:BASEを「お店」ではなく「ブランドのストーリー発信基地」に変えた日

そんなある日、優子さんはふと気づきました。

「私がマルシェで売れてるのは、“作品”じゃなくて“話”かもしれない。」

そう、マルシェではお客さんに自然と語っていたのです。
「この刺繍はおばあちゃんの形見の糸で作ってるんです」
「ひとつひとつに、願いごとのモチーフを入れてるんです」

それを聞いた人たちは、
「わあ、素敵…!」と言って笑顔で買ってくれた。

——その“物語”こそ、商品以上の価値でした。

彼女はその日からBASEをただの販売ページではなく、
「ブランドのストーリーを伝えるサイト」として作り直したのです。


◆BASEで「ブランド力」を伝える3つのポイント

  1. 作品の背景を語るストーリーを載せる
     → “どんな想いで作ったか”を1行入れるだけで共感が生まれる
  2. 「誰のために作っているか」を明確にする
     → 例:「忙しい毎日でも、自分らしく輝きたい女性へ」
  3. 写真は“作品を持つ人の表情”が伝わるように
     → モノより“世界観”を見せる

これだけで、BASEが“売る場所”から“伝わる場所”に変わります。


結果:初めて「マルシェがなくても売れた!」

リニューアルから1ヶ月。
SNSの投稿にBASEのリンクをつけただけで、
見知らぬお客様から初めて注文が入りました。

「サイトのストーリーを読んで、心に響きました」
——そうメッセージを添えて。

優子さんはその日、涙が出るほどうれしかったそうです。
「やっと、作品がちゃんと届いたんだ」って。


まとめ:あなたの作品にも“物語”がある

マルシェは「出会いの場」。
BASEは「想いを届ける場」。

両方がそろって、初めて“ブランド”になります。

あなたの作品にも、語るべき物語がきっとあるはず。
それを発信すれば、“あなたにしか作れない雑貨”がちゃんと届く。


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