「お客様の心をつかむ飲食店コンセプトの作り方」
toyotama@concreate.jp
飲食店オーナーのあなたへ。
「お店のコンセプトが決まらない…」
そんな悩み、抱えていませんか？
どんな料理を出すかは決まっているのに、どんなお店にしたいのか、どんなお客様に来てほしいのか、なかなか言葉にできない…。実はこれ、飲食店経営者の多くがぶつかる壁です。
でも安心してください。お店のコンセプトは、魔法のように突然ひらめくものではなく、きちんとしたプロセスを踏むことで、自然と輪郭が見えてきます。
今日は、そのプロセスをステップごとにお伝えします。
ステップ1：理想の未来を描く
まずは、自分がどんなお店をやりたいのか、未来の理想像を思い描きましょう。小さくても構いません。「地元の人たちが仕事帰りに立ち寄ってホッとできる場所」「大切な記念日に思い出を刻める空間」など、自分が叶えたい“シーン”をイメージしてみてください。
ステップ2：理想のお客様像を決める
次に、どんなお客様に来てほしいのかを考えます。性別、年齢、ライフスタイル、価値観…。具体的に設定するほど、そのお客様に響くお店の言葉や空間が浮かび上がってきます。
ステップ3：自分の強み・特徴を洗い出す
あなたのお店が提供できる価値は何か？味、価格、サービス、立地、空間デザイン…。ライバル店にはない、あなたが自然にこだわっていることを掘り起こしましょう。
ステップ4：価値を一言で表す
ここまで来たら、理想のお客様に響く「お店の価値」を一言で表す作業です。「〇〇な気持ちになれる店」「〇〇を感じる場所」というように、シンプルで伝わる言葉にするのがポイントです。
ステップ5：実際のメニューやサービスに落とし込む
最後に、その価値をメニュー、内装、サービススタイルに反映させます。ここまでくれば、あなたのお店のコンセプトは自然と固まってきます。
まとめ
お店のコンセプトは「旗印」です。お客様が集まり、スタッフも迷わず進める道標になります。
もし、「一人で考えるのは難しい…」という方がいれば、ぜひ専門家に相談してみるのも一つの手。私もこれまで、数多くの店舗のコンセプト設計をサポートしてきました。
あなたのお店が、理想のお客様で溢れる未来を心から応援しています！
