「いい商品なのに、なぜ売れない？」と悩むあなたへ
toyotama@concreate.jp
──売れる商品は、偶然じゃなく“設計”できます。
「この作品、めちゃくちゃ素敵ですね！」
イベントでよく言われる。でも、そのあとに続く言葉は決まってこうです。
「インスタフォローしておきますね」
――で、終わり。
千葉県でドライフラワー雑貨をつくっている作家・ミホさん（仮名）は、そんな“いいね止まり”の日々に悩んでいました。
努力もしてる。写真もきれいに撮ってる。品質にも自信がある。
でも、なぜか売れない。
「私の作品、どこがダメなんだろう…」と、次第に自信をなくしていきました。
■転機は「商品企画」という考え方との出会い
そんなミホさんがたまたま目にしたのが、
《売れる商品を生み出す！商品企画・設計・販売 実践ガイド》という無料PDFでした。
その冒頭には、こう書かれていました。
「商品が売れない原因の多くは、“商品そのものの設計ミス”です。」
――えっ？ 設計ミス？
私は“好き”や“得意”から作ってたけど、それじゃダメだったの？
読み進めるうちに、彼女は自分が“誰の、どんな悩みを、どうやって解決するのか”を考えたことがなかったことに気づきます。
■「作品」から「商品」へ変えたら、反応が変わった
ガイドを参考に、ミホさんはこんな風に考え直しました。
- ターゲットは誰？
→ 忙しくても部屋をオシャレに保ちたい共働きの30代女性 - どんな悩みを解決する？
→「花を飾りたいけど、世話できないし枯らしたくない」という悩み - どうやって解決する？
→ 飾るだけでおしゃれな空間になる“壁掛けドライフラワーインテリア” - その結果どうなる？
→ 忙しい日常でも“癒し”と“自分らしさ”が取り戻せる空間に
そのコンセプトを元に、作品名やPOPも変え、ターゲットの声を意識したSNS投稿を始めました。
すると数週間後──
「その気持ち、私のことみたいで思わず買っちゃいました」
というコメントと一緒に、初のネット注文が入ったのです。
■売れる商品は、偶然じゃなく“設計できる”
ミホさんのように、「いいモノをつくってるのに売れない…」と悩む個人事業主や作家さんは少なくありません。
でも、商品企画＝誰かの悩みを解決する設計図だと気づけば、
「売れるかどうか」は、努力や運ではなく“再現できるもの”になります。
あなたの中にあるアイデアも、まだ“設計”されていないだけかもしれません。
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