「あなた」が最強なんです!
広告の世界では、言葉を変えることによって、反応が変わると言われています。数ある言葉の中で、最強の言葉ってなんだと思いますか?
「無料」?
「特売」?
「大安売り」?
安く売ることでお客さんを呼び込もうとする、言葉ばかりが頭に浮かびますよね。
でも、これらの言葉は、お客さん目線ではないことにお気づきでしょうか?
では、最強の言葉って何でしょう?
それは「あなた」です。
マウンテンバイクの広告を作ったとします。
1つは、個人的な視点(主観)の広告です。これを見ると、まるで自分がマウンテンバイクに乗って、走っているような景色で作られています。もう1つは、客観的な視点の広告です。他人がマウンテンバイクに乗って、走っている映像を眺めるような広告です。
客観的な広告と「あなた」の主張を入れた主観的な広告、お客さんの立場に立った広告です。
当然のことながら、「あなた」を意識した広告の方が、注意を引き出す結果となります。
人間は「自分のことしか、考えない」。
そもそも、人間は利己的な生き物です。人は平均して60%が自分自身の会話と言われています。
人間は自分自身のことを話すと、喜びを感じるそうです。それだけ、自分 のことが大好きなわけです。
「あなた」という言葉が強いのも、うなずけますよね。
広告も「あなた」を使わないと、そ もそも読んでもらえません。
全ての広告文で「あなた」を使うべきです。
「あなた」抜きの広告はあり得ません。最強です!