どっこい生きてる!!

1975年

今からほぼ50年前です。

私は初めて親にねだって、
一眼レフカメラを買ってもらいました。

キャノンのAE-1という世界で初めて
電子制御のスピード優先露出を実現した
歴史に残る画期的なカメラです。

それ以来、写真が趣味になりました。

しかし、2000年以降デジタル全盛になり
フィルムカメラは姿を消したのです。

否応なく私もデジタルカメラに移行したのですが、
ここにきてフィルムカメラが
復活の兆しを見せてきました。

なんと老舗のペンタックスがフィルムカメラの
新機種を7月に発売するというのです(@_@)

10年ひと昔とは言いますが、
実際は20年~25年がひと昔といえるのでしょう!

何故かというと・・・

フィルカメラ復活の裏には、
懐かしさを覚えるといった感傷的な
感覚ではなくSNS映えする少し粗さの残る
粒子感がたまらないとZ世代は言います。

今の中心的なユーザーのZ世代にとっては
フィルムカメラは懐かしいものではなく
全く新しいものなんです。

ファッションなんかもそうですが、
時代は繰り返しているんです。

でも昔のままでは通用しません。

今の中心顧客が何を求めているかを
知ったうえで、古いモノに新たな価値を
見出すこと!それが大事です。

いつの時代も顧客が何に価値を見出しているか!

そこがビジネスの要点です。

商品企画も同じで、常に時代を読み、
次に何がどういう形でどういう価値を
提供できるのかがわかっていないと
「ヒット商品」は作れません。

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