価値ある「質問」をしましょう!

価値ある「質問」をしましょう!

ある就職試験会場で面接がありました。

人事部の担当者が5人、目の前に座っています。

担当役員と部長と課長、係長、社員でしょうか?

高級そうなスーツに身を包み、こちらを値踏みするように見つめています。

ありきたりな会社案内と志望動機などの一連の面接の「作業」がが終わり、課長と思しき面接官から、何か質問はありますかと尋ねられます。

大体の応募者は「給料」「ボーナス」「有給休暇」「福利厚生」などについて尋ねます。

面接官は想定された質問に、用意していた答えを述べます。

「では、結果は後日郵送でお知らせします」

面接は終了です。

ところが、彼は違っていました。

何か質問はありますかと尋ねられた後、彼がした質問は・・・

「御社のビジネスモデルはどんなものですか?」

「どんな方法でやっていますか?」

「どんな部署や仕事の種類があるか教えてください」

「私に求めている職種は、その他の仕事とどんなふうにつながっていて、どんな影響や関連があるかを教えてください」

面接官は面を食らったようです。

即答はできませんでしたが、彼が出した結論は、全ての答えは最終的に「生産」と「販売」につながっているということでした。

彼は採用されました。

このことは面接のノウハウを言っているのではありません。

人と接するときの影響力は何によって評価されるのかということです。

影響力とは、時間と価値との相対評価です。相手が割いてくれた時間に対して、自分が与えた価値が大きければ大きいほど、影響力を与えることになります。与えた価値が低いと、相手の貴重な時間を奪ったことになります。

評価は、相手がどれほど価値を認めたかによるところが大きいのです。

ここでいう価値とは、相手が求め、認める価値のことです。本人が自覚していない価値も含めてです。

面接に限らず、人との接触において、どれほど相手に認められる価値を提供できたかが、その後におよぼす可能性という影響力に関係してきます。

価値ある「質問」をしましょう!

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