キーホルダーには両親が眠っています!

キーホルダーには両親が眠っています!

こんにちは、豊田雅浩です。

このキーホルダーには両親が眠っています。

2002年3月7日に父が、

2017年5月12日には
母が逝きました。

父の火葬が終わって骨壺に
遺骨を移した後、残骨がかなりありました。

関東では骨壺に全骨を納めますが、
関西地方では全骨は納めません。

骨壺の大きさも関東と関西では
全く違います。
私は残った父の焼骨の処分について
係の方に尋ねました。

すると、捨てるとの事でした。

なんだかやりきれない嫌な気分になりました。

一昨日まで生きていたのに、今は茶壷くらいの
骨壺に収まり、そして残りはごみのように捨てられる。

私はせめて少しだけでも家に持って帰りたいと、
とっさに思いました。

そして、分骨してもらうように、その場で
書類を書き、遺骨の一部を持ち帰りました。
私は分骨した父の遺骨を仏壇で保管しました。

そして2017年、今度は母が亡くなりました。
父の時と同じように、分骨してもらい、
一部を家に持ち帰りました。

そしてお骨を入れて作ったのが、
このキーボルダーです。

するとどうでしょう?
分骨した遺骨の残りがあるなら、同じものを
作ってほしいと、親戚中から依頼を受けました。

故人を偲ぶ気持ちは家族だけではない。
失ってしまったものに気持ちを寄せるのは
未練でしょうか?

私はそうは思いません。
恩や情は決して無くなるものではありません。
故人を偲び、いつも自分のそばにある事は、
日本人の持つ惻隠の心に通じます。

そういう心を抱き続けたいものです。

私が手元供養をお勧めするのは、
私自身が両親の死を経験したときに感じた、
やりきれない嫌な気持ちを少しでも
和らげたいとの思いからです。

遺骨を身につけたり、自宅に安置することに
抵抗を感じる方も多いと思います。
しかし、わたしは先祖が自分を守って
くれていると思っています。
まあ、お守りやお札みたいなものです。

嫌だと思う人に無理強いするつもりは
さらさらありません。
しかし、こんな考えもある事を
わかっていただければと思います

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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手元供養についてもっと知りたいと
思う方は、こちらをご覧ください!

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