1000円のコーラ!買いますか?
普通、コンビニや自販機でペットボトルのコーラを買うと150円か160円ですよね。
スーパーやドラッグストアだと100円くらいで買えます。
でも、1000円だったら買いますか?
ほとんどの人は買わないと思います。
では居酒屋やバーならどうでしょう?
300円か500円くらいはするはずです。
では自販機で買えば、150円なのに、居酒屋やバーなら300円や500円を払ってしまうのはなぜでしょう?
場所代でしょ!
それだけでしょうか?
それならペニンシュラのラウンジなら1000円くらいするかもしれませんよね。
それでも1000円払いますよね。
なぜでしょう?
それは価格は商品そのものについているのもではないからです。
価格は価値についているのです。
ホテルのラウンジには差額の850円分のくつろいだ雰囲気やゆったりと座れるソファや高級な空気感といった、サービス料や見えない価値を価格に上乗せしているのです。
お客さんはそれらを織り込み済みで1000円を払うわけです。
つまり、商品自体には価格はないといっても過言ではありません。
場所や環境によって付加される価値も含めて商品の価格が決まるのです。
では、同じ商品でも高価格で売れるなら、その方がいいに決まっていますよね。
だから価格を上げて売りましょう!
その方が手にする利益が増えるのですから、その方がいいに決まっています。
自信のある商品で、他社のまねのできないUSPを持っているなら、断然価格を上げて売ることをお勧めします。
そうすることで質のいいお客様しか集まらなくなります。
質のいいお客様とは富裕層です。
富裕層のお客様に満足してもらえるサービスを付加することで、1000円のコーラでも売れるのです。
しかし、客数が減って利益も減るのでは・・・と思っていませんか?
重要なのは客数ではなくて、客単価です。
客単価を上げてから、客数を増やす工夫をすればいいのです。