製品開発の最初の一歩は◯◯◯から
製品開発の最初の一歩は◯◯◯から
夏バテですか?
私は今まで夏バテって経験が
なかったんです。
でも、今年はダメです。
体がだるいし、節々が痛むし・・・
歳のせい?
コロナワクチンの副反応?
猛暑のせい?
クーラーにあたりすぎ?
運動不足?
思い当たるふしはいっぱいあります。
あなたはどうですか?
思い当たるふしはありませんか?
生涯現役と思って、
気力はあるけれど・・・
カラダがついていかない。
薬や医療に頼りすぎるのもどうかと
途惑っています(笑)
でもほんとにガタがきて、
動けなくなったら、
薬や医療に頼らざるを得ません。
医療と言えば・・・
大手製薬会社のテルモは2022年末、
腎不全の患者らが使う
腹膜透析装置を約20年ぶりに
リニューアルして発売しました。
患者は高齢者が多いことを踏まえ、
操作が簡単で感染症リスクを
抑えたのが特徴なんだとか。
開発やマーケティング部門が連携し、
多くの試作品を20カ所以上の
医療機関に持ち運び、
患者や医師らの声を
拾い続けたことで商品化しました。
患者の視点に立ち、
シミュレーションも
何度も重ねたそうです。
試作した模型は10以上に及び、
模型は全国の20カ所以上の
医療機関に持ち込み、
医療従事者の声も反映したそうです。
この話に何か特別な
エピソードはなさそうですが・・・
実は・・・
この開発チームには
製品開発のノウハウが
全くなかったんです。
そこで、設計から試作の段階で
マーケティング部門が、
患者や医療従事者に何度も何度も
ヒアリングを行ったそうです。
それは、患者がホントに
使いやすいモノを追求するためには、
実際に使用する人の本音を
聞き出すしかなかったからです。
新しいモノを創るとき、
企業は社内にある経験や知見で、
「これなら顧客は満足するだろう!」
とかってに思い込んで
製品を開発することがよくあります。
これは企業の勝手な思い込みで
思い上がりに他なりません。
使う人、消費する人、買ってくれる人
の意見が十分に反映されたモノしか
お客さんには受入れてもらえません。
だから、お客さんの声を聞くことが、
製品開発の最初の一歩なんです。
そこから製品開発は始まるのです。
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