堂々と王道を歩みましょう!
マクドナルドが季節ごとに新製品を投入します。
今は「ハワイやん」キャンペーンの真っ最中です。
私の妻はとにかく「新しもん好き」で、人より早く新製品を試さないと気が済まないたちなんです。
マクドナルドは言うに及ばず、とにかく気になったものはすぐ試したがります。
困ったもんです( ;∀;)
私も仕事柄、新製品には敏感な方ですが、人より先にというよりも、「どうして?今このキャンペーン?」などとついつい裏読みをしてしまいます。
さて、最近では、見た目も爽やかな透明フードが酷暑に涼風を吹き込んでいると聞きます。
「透明醤油」を開発した熊本県の調味料メーカー、フンドーダイ(熊本市)が夏に合わせてレシピを製作、公開しました。
食材の色を損なわず服にはねても汚れないという従来のアピールを超え、新しい食べ方として提案しています。
長引く暑さが予想される中、透明グルメに涼を感じる人が増えそうです。
フンドーダイは1869年からしょうゆ醸造を手がける熊本県の老舗企業です。
「透明醤油」は2019年に同社のしょうゆ製造150周年を記念して開発しました。
通常の濃口しょうゆを作った後に独自の精製技術で色を抜き、味を調えて仕上げるそうです。
色がつかないという利点だけでなく、そもそもの透明さを生かしたレシピを提案しようというのが今回の取り組みとの事です。
なるほど、素晴らしいイノベーションです!
輸出も増えているそうで、順調なのは結構なことです。
でも一時的な流行で終わらないことを、祈るばかりです。
開発した商品のヒットパターンには、次の6つのパターンがあります。
①キワモノ…独自性や希少性が際立っていて、マネのできない技術や方法があり、利益率は高い商品。
②ニセモノ…独自性があるように見せかけて、お客様を欺くが、利益率は高い商品。
③ホンモノ…素材の質が高く、値段も手ごろで利益率はさほど高くない商品。ホンモノと「売れる」には相関関係はない。
④ニタモノ…後発の類似品のことで、ブランド化しないと売れない商品。
⑤イロモノ…世の中の風潮にタイムリーなためスマッシュヒットを放つが、長続きしない商品。
⑥ナイモノ…これまでに見たことも聞いたこともなかった革新的な商品。利益率は高いが、極端に売れるかまったく売れないかのどちらかである。
この透明醤油がキワモノであって、ブランドとして、定着する事を祈念いたします!
このメルマガを講読されている方なら、もうお分かりでしょう!
「売れるホンモノ」を創ることが王道だと!
王道を歩むための羅針盤が、私の「モノづくりの教科書」です!